相続について:鯖江市の税理士法人川中経営 › <002>相続について(概要): 2007年3月アーカイブ

事前にできる事

 相続が始まる前にできる事は有るのでしょうか?

後悔する事のないよう、事前に出来る事はしておきましょう

①:相続の権利の確認
 だれにどの位の権利があるのか、確認しましょう。(法律により権利の割合が定められています)

必要な物 → 一家の戸籍謄本

②:相続税額の試算
 相続税金が最重要課題ではありませんが、大きな問題ではあります。引き継いだ財産の額に応じて相続税もついてきます。どの位の相続税が課税されるか試算してみましょう。

必要な物 → 財産の総額が把握出来る物
 不動産:固定資産税の評価証明書
 預貯金:残高証明書が有れば確実です。
 有価証券:残高証明書が有れば確実です。
 生命保険:証券のコピー
 その他:内容の把握出来るもの


③:納税資金の確認
 相続税が課税される場合、納税資金があるか確認しましょう。無ければ、対策が必要です。

④:争族を避ける為に
 我々は、相続を『争族』とも書きます。これは財産分与をめぐり身内が争う事が有るからです。

 必ず、『争族』は避けましょう。

 


 争族を避ける為に

 我々は、相続を争族とも書きます。これは財産分与をめぐり身内が争う事が有るからです。必ず、争族は避けましょう。

争族を避ける為には、どうすれば良いのでしょうか。

まず、「事前にできる事」をしましょう。そして、

①:財産の分割の仕方を考えましょう

 まず、”思い”を明らかにしましょう。妻には自宅を、長男には預金、長女には株式、等、”思い”を明らかにしましょう。

その”思いの形”について、我々税理士は専門的立場からアドバイス申し上げます。

必要な物 → ご自分の”思い”

 

②:”思い”を形にしましょう

 ①の”思い”は、形にしなければ伝わりません。

その手段の一つとして、遺言状の作成が有ります。公的な効力を持つ遺言書も、思いの外簡単に作成出来ます。

我々税理士は遺言状作成のお手伝いをさせて頂きます。


 また、遺言書作成以外にも、思いを形にする方法があります。詳しくは、ご相談下さい。

必要な物 → ご自分の”思い”

 

③:納税資金を減らす為に

 相続税が課税される場合、税額は少ない方が負担が少なく、円満な相続への一歩となります。

上記”思い”に沿った形での事前税金対策を行いましょう。

 


 相続が開始された場合

 相続が開始された場合、土地建物や預貯金、その他諸々の名義の変更や、遺産の分割、税額の計算と税務署への申告など、色々な手続きが待っています。

税理士法人川中経営では、総合的な窓口となり、不動産登記や税務署への申告などをサポート致します。

①:相続の権利の確認
 だれにどの位の権利があるのか、確認しましょう。(法律により権利の割合が定められています)

②:相続財産の把握
 故人に、どの様な財産・債務が有ったかの確認をしましょう。

③:遺産の分割の協議
 上記の財産・債務を、誰がどの様に引き継ぐかを、全員で協議します。故人の遺言書が有れば、その”思い”を尊重しましょう。我々税理士は専門的立場から、分割の仕方についてもアドバイスを行います。また、協議の結果を、「遺産分割協議書」という専用の書類を作成して、各人の署名押印を行います。もちろん「遺産分割協議書」の作成も、我々税理士にお任せ下さい。

④:相続税額の計算と税務署への申告書作成・提出
 相続税が課税される場合、納税と税務署への申告書の提出が必要となります。税理士法人川中経営は、この手続き事務を代行致します。

⑤:不動産の名義変更(法務局への登記申請)
 遺産の中に不動産がある場合、法務局への名義変更の申請が必要となります。税理士法人川中経営では、司法書士と連携し、法務局への登記申請から権利書の作成までをお手伝い致します。

 


相続についての「うんちく」

 相続についての話は、とても難しく、書き切れませんが、一通りの「うんちく」を書いてみました。ご参考になれば幸いです。

左側のメニューの『相続のあらまし』へとお進み下さい。

 


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